サークル みかん牧場 フォント情報がバンバン脳に飛び込んでくる感じ!

サークル みかん牧場
有名なフォントをみてみよう 〜その1 サンセリフ編〜

お久しぶりです、もろへいやです。
バン脳感 Vol.2次回の夏コミで出せるように只今鋭意製作中です。

さて、最近。
「マシなフォント使えっっていうけどさ、結局どれ使ったらええのん?」
と、よくいわれます。私は「色々あててみて、ティン!ときたやつが一番いいよ!」と答えます。

だって「こういうデザインにはこのフォント」なんていう決まりはありませんから。
(ちなみに、この「ティン!」とくる感覚が「バン脳感」だと私は思ってます、たぶん。)

でも、多く使われるフォントとあんまり人気がないフォントって分かれるんですよ。
それは文字を組んだ時に雰囲気が統一されてるかとか、
文字ごとのレタリングがしっかりしてるかとか、その上でデザインに合うかとか、いろいろです。
だから、多く使われているフォント。それこそ、世界規模で使われているフォントを知っているだけで、
あなたが思う「バン脳感」が、他人の考える「バン脳感」と少しずつ似てくるんです。

ということで、フォントはMS ゴシックとMS 明朝くらいしかわからないよ! という方向けに。
有名なフォントたちを連載形式でご紹介します。まずは欧文フォント、そして和文フォントです。

では前置きは置いておいて、とりあえず、とても有名なフォントたちを見てみましょう!


Helvetica (1957 / Max Miedinger & Eduard Hoffmann)

最初に紹介すべきフォントは、迷う余地がありません。言わずと知れた「ヘルベチカ」です。

世界中のあらゆるところで使われていて、なんと「Helvetica」というドキュメンタリー映画まで作られています!
もちろん日本でも、あなたがぐるりとその場を一周すると、必ずHelveticaを見つけることができるはずです。

ウェイトがたくさんあって、一番細いのと一番太いのでは一瞬別書体かと思ってしまう程ですが、並べてみると、やっぱり雰囲気は同じですね。

のちのち、「Neue Helvetica(ノイエ ヘルベチカ)」という、ウェイトが完璧に揃った改訂版が出て、それと本家HelveticaがMax OS Xに標準搭載されています。
Windowsには残念ながら標準では入ってませんが、「Arial(アリアル)」というそっくりなフォントがあります。

ちなみに、あまりに万能で、どこで使ってもしっくり来るためここまで有名な書体となった訳ですが、それゆえに有名な一言。
「Helveticaばかり使うな。」
疑う余地のない完成度のHelveticaですが、これに頼り切ったらダメだぞ! というお話ですね。


Futura (1923 / Paul Renner)

次は、私が一番好きなフォントで「フーツラ」といいます。
まるっとした、幾何学的な造形が特徴です。”O”とか、まんまるです。
清潔感とか、正確感があって、きれいな書体だと思いませんか?

いま本棚をパッと見てみたら、こちらの漫画のロゴタイプがFuturaでした。伊波ちゃんかわいいですね。

こちらもたいへん、名作フォントです。あちこちの街角で、見つけることができます。

さて、そんなFuturaさんもMac OS Xに標準搭載されています。(ウェイトが揃っていないのが残念ですが)
Windowsには、「Century Gothic(センチュリー ゴシック)」という、割とそっくりなフォントがあります。
見分けても得はないんですが、”C”の端っこを見ると簡単に判別できます。

ちなみに、「Century GothicはFuturaの真似っ子!」と言われたりしますが、「Twenteith Century(別名Tw Cen MT)」が原型です。
Tw Cen MTは、Microsoft Officeにくっついてきたりしますよ。


Frutiger (1985 / Adrian Frutiger)

あえて、このフォントを3番目に紹介します。「フルティガー」といいます。
作者さんの名前が、そのままフォント名になっているんですね。

このフォントの生い立ちは明快で、パリのシャルル・ド・ゴール空港に設置する多数の看板・サイン用に作られました。
なので、読み間違えたりしないように、はっきりとした識別性を持っています。

Frutigerというフォントが登場してから、曲線的な明るいサンセリフ体がつくられるようになりました。
例えば、AdobeやAppleのコーポレートフォントとして使われている、「Myriad(ミリアド)」はFrutigerの影響を強く受けていると言われています。
まさに、新しい現代への道を拓いた書体なのです。


次回は、有名なセリフ体を紹介します。
セリフ体とはなんぞや、というひとは、次回をおたのしみに!


Twitter Comment

One Response to 有名なフォントをみてみよう 〜その1 サンセリフ編〜

  1. neueuni より:

    こんにちは。
    AdobeはCS4ぐらいから、Myriadを使用してないみたいです。
    Adobe Cleanという制定書体をつくったようですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です